導入事例
DeNAランニングクラブ:須河選手
長距離ランナーの体幹トレーニング術
DeNAランニングクラブに所属している須河宏紀選手に、TRXトレーニングを導入したきっかけ、活用方法について聞きました。
Q: TRXを導入した理由は何ですか?
普段の走るトレーニングの前に身体に刺激を加えて、より良い状態で走れるようになることを目的に購入しました。軽量で遠征にも持っていくことができ、バリエーション豊かなトレーニングを行うことができるので、ランニング時のフォーム改善に役立つと感じました。
Q: マラソンにTRXはどのように活用できると思いますか?
ランニング動作において、身体のぶれはエネルギーロスになるので、TRXを使って、前面・背面・側面のトレーニングをバランス良く行うことで体幹の安定につながり、パフォーマンスの向上に活用できると考えています。特にマラソンの終盤は体幹部の機能が落ちてくるので、TRXを用いたトレーニングはその機能を向上させてくれると考えています。
Q: 実際にトレーニングをしてみて、どんな効果があると感じていますか?
TRXのトレーニングは通常のトレーニングとは違い、床に接地している面積が少ないため、体幹の安定や強さが求められます。不安定な環境下でのトレーニングを行うことで、より身体に刺激が入り、ランニングの際に機能してほしい筋肉を使うことができます。より効率的なフォーム、身体の安定にアプローチすることのできるツールだと感じています。
Q: TRXを使っての印象、今年の抱負について教えてください
これまでトレーニングを継続して取り組んできましたが、TRXのトレーニングを行い、自分の身体の弱さを痛感しました。それと同時に自分自身の伸びしろを感じ、TRXのトレーニングをパフォーマンス向上のために取り入れていきたいと感じました。他のトレーニング器具にはない刺激を身体にかけることができるのはメリットの一つだと思います。 今年はチームとしてニューイヤー駅伝での優勝、個人としてはトラック・マラソンともに自己記録の更新を目標にしています。
回答者:須河 宏紀 様 (インタビュー時期 2015年1月)
須河さんは2019年現在企業陸上部から独立し、プロランナーとして活動されています。