TRXサスペンショントレーナーの設置と使い方の基本
TRXサスペンショントレーナーは、屋内でも屋外でも安全に設置し、使用することができます。
設置する際は、高さが2.1〜2.7mの範囲内にある頑丈な設置ポイント(アンカーポイント)を探してください。
設置の際の注意点
TRXサスペンショントレーナーを設置する箇所(アンカーポイント)の最適な高さは2.1〜2.7mです。利用者の体重以上の負荷が支えられる頑丈な場所を探してください。
**TRXサスペンショントレーナーの耐荷重は150kgです。
適切なアンカーポイントを見つけたら、アンカーポイントの高さに合わせて、TRXサスペンションアンカー、またはエクステンダーを巻き付け、平衡ループの高さが床から約1.8mになるように設置します。適切な高さに設置できていれば、TRXサスペンショントレーナーの長さ設定をロング(一番長い状態)にしたときにフットクレードルが床から約8cmの高さになります。(※図1)
サスペンショントレーナーを設置してトレーニングを行う場合、床または地面は、滑りにくく、平らな場所が最適です。トレーニングを行う際の推奨スペースは横1.8m、縦2.3mです。(※図2)
CASE1TRXドアアンカーを使った設置方法
ドアに設置して使うには、専用のドアアンカーを使います。トレーニングを行う側と反対側に開くドアが理想ですが、同じ側に開くドアでも使用はできます。
できるだけ蝶番に近い側に設置して、可能な場合には鍵をかけるようにしましょう。
- ❶ドアアンカーを
ドアにかける - ❷ドアを閉める
- ❸本体のカラビナを
クリップ - ❹トレーニング開始
ドアに設置する場合も、理想は平衡ループの高さが床から1.8mですが、家のドアに設置する場合は大抵それよりも低くなります。この場合でも問題なくトレーニングができますが、アンカーポイントが低いため、ミッドレングスが推奨のエクササイズはショートの設定でやる、などサスペンショントレーナーの長さを調整してエクササイズを行うとより効果的です。
CASE2TRXサスペンションアンカーを使った設置方法
TRXのロゴバッジが付いている側の端を最適な高さになるように合わせたら、反対側の端を掴んで、8の字を描くように巻いていきます。
平衡ループが1.8mの高さになるように位置を決め、その位置をずらさないようにしながら、8の字に挟み込むようにして巻き付けていきます。最後にサスペンションアンカーのカラビナをサスペンションアンカー全体または中間固定ループ(黒の縫い目と縫い目の間のループ)にクリップします。
TRXサスペンションアンカーを使って垂直方向のバーに設置する方法
CASE3TRXエクステンダーを使った設置方法
TRXのロゴバッジが付いている側の端を最適な高さになるように合わせたら、反対側の端を掴んで、8の字を描くように巻いていきます。
平衡ループが1.8mの高さになるように位置を決め、その位置をずらさないようにしながら、8の字に挟み込むようにして巻き付けていきます。最後にロゴバッジと反対側の端にある小さいループにエクステンダー全体を通して固定します。
TRXサスペンショントレーナーの使い方の基本
STEP1長さ調整
<ストラップを短くする方法>
片側のみ持って、バレルロックに親指をかけます。バレルロックを手前に倒し、もう一方の手で調節タブを持ち、上に引きます。
<ストラップを長くする方法>
バレルロックに親指をかけて両方のストラップを持ちます。バレルロックを手前に倒し、両手同時にストラップを下に引きます。
長さを調整する際は、ストラップがねじれていないことを確認してから行ってください。
STEP2フットクレードルにかかとを入れる方法
床に寝た状態で行うエクササイズを行うときは、TRXサスペンショントレーナーのフットクレードルにかかと、またはつま先を入れて使用します。かかとを入れる場合は、床に座りフットクレードルに指をかけ、腕を開きながら、膝を抱えるようにして仰向けになり、フットクレードルにかかとを入れます。
STEP3フットクレードルにつま先を入れる方法
つま先を入れる場合は、床に座りフットクレードルを摘むようにして持ち、膝を抱えるようにして仰向けになって、つま先にフットクレードルをかけます。つま先を脛の方向に上げて足が抜けないようにしながら、身体を反転してうつ伏せになります。