メインコンテンツに移動

自宅でTRXサスペンショントレーニングを行う際の注意点

header image

コロナ禍での外出制限などにより、自宅でTRXサスペンショントレーニングを始める方も増えてきています。自宅で使用する際にまず考えるのが「どこに設置するか?」。一番簡単なのが、TRXドアアンカーを使う方法です。TRXドアアンカーは、どのタイプのTRXサスペンショントレーナーセットにも付属していて、ドアの上部に掛けるだけで簡単に設置が可能です。

door anchor set up    door anchor in use 1

ドアアンカーを使って、サスペンショントレーナーを設置する場合には、いくつか注意すべき点があります。

  • 鍵がかけられる場合は鍵をかける
  • 実際にエクササイズを行う前に加重テストをして、しっかり固定できていることを確認する
  • できるだけ丈夫なドアを使用する
  • なるべく蝶番に近い側に設置する(ドアにかかる負担が軽減する)

door anchor in use 2

またエクササイズを行う際の注意点として、下記を考慮する必要があります。

  1. サスペンショントレーナーの長さ調節
  2. アンカーポイントの真下の空間が使用できない

1に関しては、ドアアンカーを使う場合、アンカーポイントの高さが推奨の2.1-2.7mより低くなることが多いため、ロングにするとハンドルが床についてしまうこともあります。そのため、ショートよりもさらに短いオーバーショートを使ったりといった工夫も必要になります。エクササイズにおける長さ設定は絶対的なものではないので、動きやすいように適宜調整するようにしましょう。

次に2の点ですが、ドアアンカーを使うと、アンカーポイントの真下に身体を位置するTRXインバーテッドロウなどのエクササイズが物理的にできません。振り子の原則を使った、足の位置を自分から見てアンカーポイントの向こう側に位置して行うエクササイズ等もドアアンカーの場合にはできません。

TRXインバーテッドロウ

inverted row

こういった注意点はありますが、ドアアンカーでもかなり多くのエクササイズが行えます。ご自宅はもちろん、オフィスや出張先などへ持っていき、簡単に設置ができるのもTRXサスペンショントレーナーの魅力です。ぜひお気に入りのトレーニング場所を見つけて、トレーニングを楽しみましょう。

TRXサスペンショントレーナーの設置については、ぜひこちらのページもご覧ください。
https://trxtraining.jp/trx-how-to-use

関連記事

  • TRXサスペンショントレーナーとウエイトを組み合わせたおすすめエクササイズ3選

    23/05/18

    サスペンショントレーニングでは、サスペンショントレーナー単体でも爆発的な全身運動ができますが、重りを追加してさらに抵抗を増やすことができます。ここでは、サスペンショントレーナーで試すことのできる、ウエイトを使ったおすすめのエクササイズを3つご紹介します。

    TRXシングルアームロウ + ダンベルプレス

  • バレーボール選手におすすめのTRXエクササイズ6選

    23/04/28

    今回は、バレーボール競技におすすめのTRXエクササイズを紹介します。バレーボール競技には、ボールをレシーブするために素早く安定した姿勢に入る能力、踏み込みから高く跳ぶためのジャンプ力、力強くスパイクを打つための体幹及び下半身から上半身へパワーを伝える連動性などが求められます。

  • TRXの強度変換 - 安定性の原則を用いた4ステッププログレッション

    23/04/13

    筋トレ種目として、誰もが一度はやったことがあるであろう腕立て伏せ。今回は、TRXサスペンショントレーナーを使って、腕立て伏せと同様のトレーニングを行う方法についてご紹介します。